まつりものがたり
大白倉のバイトウ
「バイトウ」で酒を酌み交わし
豪快に燃やして吉凶を占う
川西地域の大白倉集落伝統の雪中の火祭りです。雪原にケヤキの枝で骨組みを造り、ワラで覆って、直径8m、高さ10mの「バイトウ」と呼ばれる小屋を造ります。毎年1月14日、人々はバイトウに集い、ジロ(いろり)の周りで酒を酌み交わして語り合い、「天神ばやし」(この地方の祝い唄)を唄います。
最後にバイトウに火をつけ、炎の姿でその年の豊凶を占うとともに、1年の無病息災、五穀豊穣、家内安全を願います。暗闇に燃え上がる30mもの火柱は圧巻です。
※大白倉のバイトウは現在、行事の規模を縮小しての開催が検討されています。
「天神ばやし」(魚沼地方)
めでたいものには
大根種
大根種
ヤレ花が咲き揃うて 実のやれば
俵かさなる
咲き揃うて 実のやれば
俵かさなる