SDGsの取り組み

究極の雪国 とおかまち

“究極の雪国 とおかまち”は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています

究極の雪国とおかまち SDGsの理念

十日町市の日本遺産認定ストーリー「究極の雪国とおかまち ―真説!豪雪地ものがたり―」には、縄文時代からこれまで、この地で連綿と営まれてきた「自然と共生する暮らし」が描かれています。雪と闘い、雪を受け入れ、雪を活用し、雪に親しみ、雪に楽しみさえも見出して生き抜いてきた先人たちの暮らしに学び、その精神を広く発信していくことで、持続可能な地域社会の実現にむけて取り組んでいきます。

  1. 文化観光の推進

    • 08.働きがいも経済成長も
    • 12.つくる責任つかう責任

    豪雪地で古くから行われてきた暮らしは、現代の社会的課題の解決への足掛かりとなります。「究極の雪国とおかまち」の歴史文化を理解することを目的とした観光を推進し、多言語解説やガイド、体験コンテンツの整備などによって、日本遺産ストーリーを旅行者に適切かつ魅力的に伝えるよう努めます。

  2. 産業の魅力増進

    • 08.働きがいも経済成長も
    • 09.産業と技術革新の基盤をつくろう

    「究極の雪国とおかまち」の先人たちは、厳しい豪雪地の風土を産業に生かしてきました。古くから築き上げられてきた織物生産の歴史は、時代のニーズを捉え、技術革新を繰り返しながら、現代の十日町市のきもの産業につながっています。また、十日町産魚沼コシヒカリに代表される農業も盛んです。日本遺産ストーリーを活用して、産業の魅力増進に取組み、地域経済の活性化を図ります。

  3. 地域資源の継承

    • 04.質の高い教育をみんなに
    • 11.住み続けられるまちづくりを
    • 15.陸の豊かさも守ろう

    「究極の雪国とおかまち」をめぐる旅からは歴史文化の多様性を感じることができ、地域の人々との交流は相互理解の体験となります。その旅や体験が、文化財や自然環境の保全と次世代への継承に貢献できる機会となるよう、体制の整備などに努めます。

十日町市内の事業者のSDGsの取り組み

コミュニティ発電ザ・松之山温泉

  • 07.エネルギーをみんなに そしてクリーンに
  • 09.産業と技術革新の基盤をつくろう

日本三大薬湯の一つに数えられ、多くの観光客が訪れる松之山温泉。松之山温泉合同会社地・EARTH(ジアス)は、松之山温泉の身近にある資源を活用したサステナブルな発電に取り組んでいる。「コミュニティ発電 ザ・松之山温泉」は源泉を活用した、バイナリー発電施設として2020年12月より稼働を開始。十日町市の掲げる「2025年度までに消費電力30%を再生エネルギーへ」という目標にも貢献している。

松之山温泉のホームページはこちら

あてま 森と水辺の教室 ポポラ

  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 13.気候変動に具体的な対策を
  • 15.陸の豊かさも守ろう

「あてま森と水辺の教室ポポラ」のある十日町市当間高原リゾート周辺は「里山」と呼ばれる自然環境にある。里山を舞台にしたプログラムから人と自然が共に心地よく暮らすヒントを伝える活動をしている。『田っぽビオトープ大作戦』では “トキが舞う棚田を目指して ”を合言葉に、放棄された棚田を再生する取り組みを行っている。子どもでも大人でも”田植えから田んぼの手入れ、稲刈りなどの稲作体験ができ、子どもも大人も楽しめるプログラムである。これ以外にもポポラでは自然体験、アウトドア、クラフト体験などの多彩なジャンルのアクティビティを楽しむことができる。

ポポラのホームページはこちら

あてま高原リゾート ベルナティオ

  • 01.貧困をなくそう
  • 04.質の高い教育をみんなに

あてま高原リゾート・ベルナティオでは、2019 年から不要になったランドセルを集めてアフガニスタンに送る「笑顔でつなぐランドセルProject」の取り組みを行っている。ランドセルの寄付を通して現地の子どもが学校に通うきっかけになってほしいとプロジェクトを企画。卒業旅行としてランドセルを携えてホテルを訪れてもらうプランを設定し、ロビーにはランドセルとの最後の写真を撮るブースを設けるなどの仕掛けもしている。

ベルナティオのホームページはこちら

株式会社小嶋屋総本店

  • 09.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 12.つくる責任つかう責任
  • 15.陸の豊かさも守ろう

小嶋屋総本店は、そば殻を原料に使ったバイオマスプラスチック「そばレジン」を活用した箸「へぎそばし」を各店舗で販売している。さらには、創業100周年を記念した「蕎麦猪口」と「へぎそばし」のセットといった商品展開も続いている。小嶋屋総本店は、そば殻の有効活用の取り組みをはじめとして、次の100年に向けて、持続可能な社会の達成を目指している。

株式会社小嶋屋総本店のホームページはこちら

いつ和グループ

  • 09.産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 12.つくる責任つかう責任

年に一度、十日町市のきものメーカーと協同で展示販売・商談会を行っている。それにより、県内外から多くの訪問者を創出、地域経済活動や、きもの産地の伝統や魅力の発信に寄与している。また、市内だけでなく全国きもの産地と協力し、持続的なきものの生産を目指している。2021年は絹の原料を作る国内の養蚕の火を絶やさぬよう日本蚕生糸絹業開発協同組合主催の「桑の苗木 植木プロジェクト」へ参加。将来的に安定した繭の餌の確保や日本ものづくり文化の継承を目指している。

いつ和グループのホームページはこちら


このサイトでは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるためにCookieを使用しています。引き続き閲覧される場合は、当サイトでのCookie使用に同意いただいたことになります。 承諾する