着ものがたり

縮問屋加賀屋蕪木家資料

十日町市指定文化財(歴史資料)

大奥でも愛された極上品「御用縮」に関する資料
当時の流通の様子を解明する手掛かり

越後縮の中でも、大奥や諸大名などから注文を受けて特別に織られたものを「御用縮」と言います。選ばれた熟練の織り手が心血を注いで織り上げた極上品です。
この御用縮に関係する資料が、縮問屋「加賀屋」の文書の中から発見されました。質量ともに貴重な経営資料で、大名の発注の内訳、世話人と織り子の住所や氏名、納品や受注の控え、輸送に関する駄賃帳などが含まれています。発注から製織、納品までの流れや金額など、当時の流通の様子や経営の内情がわかる貴重な資料です。


所在地

十日町市博物館

〒948-0072 
新潟県十日町市西本町一丁目448番地9
9:00~17:00 (入館は 16:30 まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝・休日の場合は翌平日)、12月28日~1月3日


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