着ものがたり
馬場上遺跡出土品
十日町市指定文化財(考古資料)
「機織りのムラ」と呼ばれる遺跡
十日町の織物の起源
馬場上遺跡からは古墳時代の竪穴住居跡19棟、奈良・平安時代の竪穴住居跡31棟、掘立柱建物跡8棟が発掘されました。複数の住居跡がまとまって発掘されたことから、ムラをつくり定住生活をしていたことが推察されます。
住居跡から土製・石製の「紡錘車」と呼ばれる糸に撚〔よ〕りをかける道具と、織布の痕が付いた土器が出土しました。これは、古代から十日町で機織りが行われていたことを示しています。「機織りのムラ」と呼ばれる馬場上遺跡には、十日町の織物のルーツがあります。
所在地
十日町市博物館
〒948-0072
新潟県十日町市西本町一丁目448番地9
9:00~17:00 (入館は 16:30 まで)
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝・休日の場合は翌平日)、12月28日~1月3日