建ものがたり
星名家住宅
重要文化財(建造物)
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威風堂々としたたたずまい
雪国建築の集大成
星名家住宅は魚沼地方の大地主層の住宅です。広大な敷地には、天保13年(1842年)上棟の主屋や、6棟の蔵などが建てられています。
正面の幅が約32mもある主屋の内部は、天井が高く、差物、梁、柱に大断面の部材を用いたチャノマやダイドコロなど、豪壮な大空間が構成されています。また、座敷部分は書院造の端正なつくりになっています。豪雪に耐える重厚な造りの中にも高い美意識と住みやすさの工夫が随所に見られる、当時の雪国建築の集大成とも言える建築物です。
※星名家住宅は、現在一般公開されていません。
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